外国人の方との交流が大好きなマサヤ(@masayaamuko)です。ゆくゆく田舎で外国人を受け入れるゲストハウスをしたいのですが、現状ではできない。そんな中、福岡市内に住みながら別で家を借りてエアビーで民泊したいなーってずっと思ってまして今回行ってきました。
僕が今までAirBnBをせずに
引っかかっていた点は3つ
1、法律的な観念(民泊NGだったため。) ※4月から解禁?
2、許可物件を見つけるハードルの高さ
3、近年の参入者の急増で飽和状態にあるんじゃないか
この3つをクリアすればすぐにでも始めたいと思って色々聞いてきました。あと、初期費用にどれくらいかかったかとか、顧客を掴むためにライバルとどんな差別化をしてるのかとかも聞きたかった。結論から言うと、知りたかった情報はほぼほぼ知ることができました。今日お会いして色々教えてくださった皆さん本当にありがとうございました。
おしゃれなDa fuchigami(ダ フチガミ) と言うお店であって
参加費無料、ドリンク2杯(アルコールあり)と軽食つき!!なんて良心的なんだ!
イベントの内容
天神大学さん(AirBnBの委託かなんか)の挨拶と参加者ミックスしての交流会、すでにホストしてる人のプレゼンを聞く、写真撮影、解散。
そのあと興味ある人のみで別会場にてホスト登録の仕方の案内がされていました。(僕は行きませんでした。)
目次
1、法律的な観念(民泊NGだったため。)※4月から解禁?
自分の調べた範囲では未だ法律が追いついていなくて民泊はNGだったはず。
自分の中では「宿泊させるには民泊でも宿泊業の許可が必要、だけど新業種で今までグレーゾーンのまま旅行者のニーズに合わせて民泊受け入れる人が増えまくっててどうにかしなきゃっていう状況」だという解釈でした(違ってたらゴメンなさい)
そんな中、4月からはワンルームマンションでも宿泊業の許可が取れるように緩和されることになって自分でもできるかなとおもいました。
「民泊」 厚労省、「旅館業法」を4月1日から一部緩和する方針(FNN)
「民泊」について、厚生労働省は、「旅館業法」を4月1日から一部緩和する方針。
空き部屋を観光客に宿泊させる「民泊」をめぐっては、ホテルなどに取得が義務づけられている、「旅館業」の許可がないまま営業している実態について、問題視されていた。
一方で、現在の「旅館業法」は、「フロントの設置」などが義務づけられていて、マンションで民泊を行う場合のハードルとなっていた。
厚労省は、4月1日から、旅館業法の一部を緩和したうえで、「民泊」を行う場合には、原則として、「旅館業」の許可を取らなくてはいけないことを周知するとしている。
ワンルームマンションでも…「民泊解禁」へ(日テレNEWS24)
外国人観光客に自宅などの空き部屋を貸し出す「民泊」の検討会が開かれ、ワンルームマンションの広さでも宿泊事業ができるよう政令を緩和して、今年4月1日に解禁する方針が示された。
民泊についてはこれまで、旅館業法の「簡易宿所」の営業許可の基準にもとづいて、客室の面積の条件や、受付の機能などが議論されてきた。「簡易宿所」では、客室の延床面積は一律「33平方メートル以上」が必要と定められている。
29日の検討会ではこれを緩和し、宿泊客が10人未満であれば、1人当たり「3.3平方メートル」の広さでよいとする政令の改正案が示された。バス・トイレなど他の条件が伴っていれば、ワンルームマンションの面積でも民泊の許可を得られることになる。また、緊急時対応の体制などを整えれば、受付業務を行うフロントを設けなくてよいとしている。
政府は今回の案に従って旅館業法の政令を改正し、今年4月1日から施行する方針で、事実上の「民泊解禁」となる。
これについてはみんな実際に許可を取る話とかは聞けなかったです。多分、今後適応されてから撮ってない人が摘発されたりしだしたらみんな取るようにするのかな。
自分は法律的に白にならないとなかなか踏み出せない慎重派なので、やるなら許可を取らないとムリそう。チキンなので。
2、許可物件を見つけるハードルの高さ
これは、宿泊業の許可じゃなくて、大家さんの許可。僕みたいに持ち家がない人がAirBnBで民泊を受け入れようと思った場合。本当は大家さんの許可が必要。住居として借りて、自分がすまずに旅行者に貸すのだから許可取ってないと嘘になるよね。でも実際は不動産屋さんに民泊受け入れたいですと行って物件紹介してもらおうとしても門前払いなんだとか。不特定多数の旅行者を泊めるのに使われるとトラブルが多そうと言う判断なんでしょう。
AirBnBで民泊受け入れてる皆さんのうち、持ち家でない皆さんの多くは無許可でやってしまっているんだそうです。僕はしきらんなー 初期費用回収できずに退去とかになったら本当にもったいないし、ビビりながらやるのは疲れそう。
ちなみにそれらをする中でもコツがあって教えてもらいました。
そのうちここに書いても良さそうな情報だけ書いておきます。
・事務所OKの物件で、周りの部屋にも事務所利用の人が多いとこ(一般住民が少ない物件)がいい
→ 夜は帰るから旅行者が夜騒いでも問題にならないし、事務所利用の物件は近隣の近所付き合いにうるさくないなどの点から
・三好不動産は使わない
→ バレたら文字通り「即退去」らしい
まとめ、許可物件を見つけるのは難しいけど、無断でやって極力バレないようにすることもできるとのこと。僕はやるからには許可物件を探したい。
3、近年の参入者の急増で飽和状態にあるんじゃないか
福岡は去年からだとホストは10倍に増えているそうです。
とりあえずホストとして物件を乗せておけば埋まるというのはなくなってきてきてしっかり考えて工夫していないと顧客は掴めないようになりつつあるのだとか。ここには書けませんがその上でのヒントもたくさん教えていただきました。
毎年外国人旅行者はものすごい数で増えているので2020年のオリンピックまでは奪い合うπも大きいので他業種よりはチャンスかも。まだまだ参入できるかもと思えました。
初期費用について
やっぱりきになるのは初期費用。どれくらいかかるのか3,4人のホストさんに聞いてみました。
家の契約にかかる諸々と家具やアメニティをそろえるので全てひっくるめて最低30万、だいたい50万くらいかかるようです。
そして、順調に行けば半年以内に回収できるとのことでびっくりでした。
なんていいビジネスなんだ。。。
AirBnBのホストを始めるにあたって良さそうなサービス
これもいろいろ教えてもらいました。
代行業者が出てきていて、物件探し(なかなか見つからないらしい)やマニュアル作成、お客さんとのやりとりまで手伝ってくれるようです。
その他、初期費用を落とすために家具はリースで借りたものを使ったりするのも効果的だそうです。
面白い人が多かった
AirBnBのホストさんが結構来られていて、リアルな話と実際にホストをする上で役に立ちそうな話を惜しげもなく聞かせてくれました。本当にいい場でした。
その他にも、旅をしまくってて福津の実家の空き部屋でAirBnBしたい人や、せどりで稼ぎながら自由に生きている人、カウチサーフィンで無償でホストを迎えて楽しんでいる人、福岡で国際交流のイベントを企画している人などがいて色々な話でものすごく盛り上がりました。楽しかったー!
興奮冷めやらぬ状態で家路に着いて鏡を見たら名札つけっぱでした。恥ずかしい。。。
興奮冷めやらず貼ったまま帰ってた。恥ずかしい。#イベントあるある pic.twitter.com/pTZrEh6bxG
— MasayaMuko (@MasayaMuko) March 27, 2016