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ホームレスになります。楽しみにしてたゲストハウスの仕事、辞退しました。

ゲストハウスを田舎で開業するのが目標のマサヤ(@masayamuko)です。

去年末に話が入って、ゲストハウスの開業のお手伝いしてました。8月から住み込みで「マネージメントとマーケティング」のお仕事をする予定でした。突如、いろいろもめた上、綺麗さっぱり無くなりました! 8月から住み込み予定だったので家の解約手続きも完了しています。この際、楽しく旅するホームレスになります!旅人だー!

これまで、どんなコンセプトで運営していくかとかをまとめるの手伝ったり、ロゴ作りの発注お手伝いしたり、どんな内装にしたらいいかとか、ベッドが高いので友人にオーダーメイドを作ってもらえるように間に入ってお願いしたり、どういう仕組みで集客したらいいか、中の業務を回したらいいか一生懸命できること考えて動いてきてました。楽しみにしていただけにものすごくショックでした。

もうほぼ1ヶ月前の話なので今は落ち着いています。いったい何が起こったのか、フリーランスの方で、これから仕事をされる際に僕のようにに「エネルギー注いできたけど急に仕事なくなった」という残念なことにならないように自分の失敗をシェアできればな、と思います。

ゲストハウスに関わるまでのいきさつ

今回のゲストハウスに関わる話は、オーナーさんから連絡をいただいたことがきっかけです。
長いので興味ない人は飛ばしちゃってください。

僕がブログやFacebook等で、
「ゲストハウス大好きで、作るのが夢」
「ゲストハウスで働いた経験がある」
「WEBマーケティング専門で働いてる」
ってのを見ててくれたようで連絡をくれました。

「新築でゲストハウス立てるけど、ゲストハウスのこと何にもわからないから教えてください」最初はそう連絡をいただきました。

それから自分の知っていることをなんでも教えているうちにオーナーさんが
「自分は利益のためにするのでないし、宿の運営管理をしたいわけではないからお願いできない?」
と言ってくださいました。

近々田舎移住して自分のゲストハウスを作ろうと考えていた僕にとって、この時の喜びは計り知れません。
「仕事として宿を任せてもらえて、最初から仕組みづくりをさせてもらえる!」ついに素敵なチャンスをいただいたと喜んだものです。

しかも、収益の一部をアフリカの井戸掘りや学校建設に充てて行きたいと言われてて、自分の大好きなNPO的な活動だったので感動はひとしお。ボランティアとして関わるのは難しいのでしっかり仕事として関わらせてくださいとお願いをしました。

自分の立ち位置と報酬の話

ここで悩んだのが報酬と関わり方の問題。自分は宿の店長としてずっと宿にいるわけにはいかないので、

・僕が仕組み作って店長と社員さんに共有しながらWEBなどでの集客をメインに行う。
・欠員が出たら自分がそのポジションに入ったり、新人さんに仕事を教えて常に宿が回るようにマネージャーという立ち位置で関わる。

それで報酬はこれくらいでお願いします。という話をして了承もらいました。これは何度も口頭、メッセージで確認していました。

*ここで痛恨のミス
「契約書」を作成していない。

建設に遅れがでて仕事止められる

ここでハプニング! 開業前に建築会社さんの仕事が遅れに遅れて、当初の予定よりも3ヶ月開業が遅れることになりました。

準備で開業前にできることがなくなって、ちょうどその時オーナーさんも忙しかったようで準備を2ヶ月休もうと言われました。

それを気にちょうどフィリピン留学の無料招待がサウスピークさんでキャンペーンしててそれに参加。ゲストハウスでゲストとスムーズに英語を話せるように発音矯正して物件の完成にワクワクしながら帰国。

帰国後、再開するも。。。

帰国してこれからオープンまで準備できるもの終わらせなきゃね!って慌てて動きだしてる時に契約内容を見直させてと言われ動揺。

「話が違う!」と取り乱しこれまでどういういう想いで、のちの仕事に繋がるからそれまでは無償でもエネルギー咲いて関わって来たか伝えた僕はオーナーさんに「代わりはいるんだからね」的な内容のこと言われてしまいました。

それがきっかけで信頼関係は崩壊。僕がもう一回自分の仕事内容と関わり方と譲歩した報酬形態の交渉のプレゼンをすることに。

ただ、信頼関係が崩れてしまったのが自分の中でぬぐいきれず。プレゼンでも報酬に対しても自分の中でかなり無理して提案したのに、それですら反応悪かったというのもあって、結果を待たずして辞退させていただきました。

あのままやっててもまた同じようなことで後々またもめてただろうし。自分にとってギリギリの報酬を”高い”と思われながら払われても嫌だし。


ちょっと無理して強がってるツイートw
でも数日後本当に気分入れ変わったら、楽しみになりました。


早速このプラン通りにはならなそうなほどいろいろやりたい事でてきました。

この経験から学んだこと

契約書の必要性

何と言ってもこれ!
しっかりと契約書を作成して形として見える形で共有しておけば、ゲストハウスのオーナーさんから「契約見直させて」みたいなことを言われる可能性も減ったかなと思います。

契約書嫌がられたので、なんども確認したり、過去の講座で聞いたようにメッセージで確認取って対策はしていました。なので出るとこ出れば契約破棄で云々〜ってのに持っていってこれまでの労働分の報酬を請求とかできるのでしょうが、もうこれ以上もめたくないし、、、そこにエネルギーさくのが勿体無い気がしている。

ノマドワーカーという働き方をする上でフリーランス・会社員が注意すべきこと

契約書で定めてもらえない場合は、メールなど形が残るもので残したり、「~でいいですか?」と聞いて、それに対する肯定的な返事をもらっておくことで、後でもめた時にこれを証拠にできる

コミュニケーション不足

あとは、いつももめたときのたいていの原因と考えられる「コミュニケーション不足」です。

結局この契約の内容も、その契約のためにそれまで無償で手伝っていたその理由も何度も何度も説明して、わかってもらっていたと思っていたのですが

オーナーさんがいうところ
「口約束の内容から状況が変わったから最初に話してた条件では無理」
「オープンするまではボランティアで関わってもらってるつもりだった」
「契約しっかり結ばずボランティアでしていた、ボランティアに見返りを求めるな」

であったため、本当の意味でわかってもらえてなかったのでないか。その約束を守ってもらえるだけの関係を構築できていなかったのでないかと思っています。

仕事の相手を決めれるのはフリーランスの「良さ」かも

この時本当にフリーランスでよかったと思いました。自分が一緒に働く相手は自分で選べる!

雇われている状態であれば無理してでも受けなくては行けない仕事や上から降りてきて自分の意思には関わらずやらなくてはいけない仕事があると思います。そこがないフリーランスで対等に交渉できて本当によかったなと思えました。

まとめ

関わる形が決まって来た段階で、しっかりと契約書を交わす。それをしてくれないなら関わらないという感覚大事。

コミュニケーションは相手が本当の意味でわかってくれてることを確認できるまでしっかりと時間を割いて行なっていく必要がある。

フリーランスなので、仕事の相手を選べてよかった。自分の価値を理解してくれて、成果に対してしっかり報酬をくれる最適なビジネスパートナー探しを頑張る!

ゲストハウスの仕事と住む場所がなくなってこれから

ゲストハウスで得るはずだった収入の穴は目減りしましたが別のもので埋めつつ(すでに他で仕事いただきました)、家は契約する事なくゲストハウスを泊り歩いたり、スキル交換で人の家に泊めてもらったり、ときどき友人の家に泊めてもらえないかなと考えています。

なにはともあれ
念願のノマドデビューであります。非常にわくわく!

嫁さんが7月末にニュージーランドワーホリに出発するため、来年の帰国まで家の契約とかは考えずに好きなとこに行って仕事していこうと思います。

8月は福岡のゲストハウス泊り歩いて、中旬は高知へ
9月からは北海道(未定)