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大学を休学して留学(ワーキングホリデー)!人生が大きく変わった話

大学1年生をモヤモヤと過ごしたマサヤ(@masayamuko)です。僕は大学生活にすごくワクワクして入学したのですが、大学1年生を全く楽しめませんでした。それで、1年生が終わった頃に大学を休学してカナダにワーキングホリデーに行くことを決意しました。人生で初めて一生懸命頑張る経験ができて、自信と英語力(TOEIC735点)、行動力が身につきその後の人生が大きく変わりました。今の自分が楽しく生きていれるのは本当にこのおかげです。

今回の記事ではそんな僕の「大学を休学して留学(ワーキングホリデー)」へ言った話を書きます。
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ここのところ大学の授業で話させてもらっていて、それをきっかけにここにもまとめます。
→ 久留米大学で留学・ワーホリ経験をプレゼンしました!大学とキャリア

休学留学にした理由

普通に大学生活を過ごしていると”休学する”というアイデアはなかなかでてこないと思います。僕も最初、決める時はものすごく悩みました。

「休学留学」としてワーキングホリデーに決めた理由は、学内の留学制度である、交換留学・協定校留学のハードルがとても高く、また、お金がすごくかかるからです。

僕は福岡にある久留米大学に通っていました。この大学では、学校の制度での留学にはTOEFL450点以上という条件があってその上、学内選考があります。国際交流センターに尋ねたところ、費用はもろもろ含めて1年で200万ほど必要と言われました。

この時点で僕はTOEICの点数が365点、TOEFLはもちろん基準の点数に達することはできないし、お金も英語力も準備が間に合わない状態でした。そんな理由で大学の学内制度での留学を諦めました。

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ワーキングホリデーならいける

そんな中、どうにか留学にいけないかと探していたところ、「ワーキングホリデー」という制度を知りました。ワーキングホリデーは、30歳以下の時に人生で1回だけ申請できるビザのことです。このビザを取得すると、海外に1年間の滞在することができ、その間学校に通うことも働くこともできるという驚きのものでした。 *国によって条件が違うので注意です。

インターネットで調べていると、このビザを取得して、英語が全然話せない状態から現地の語学学校で3,4ヶ月英語を勉強してそのあとアルバイトしながらサバイバルで英語を身につけて楽しんでいる人のブログを見つけました。そのブログを食い入るように何日も見ました。

なんと、100万と少しのお金を準備すればいけるようでした。これなら僕もいけるかもしれないと思って1年生の終わりに決意して、2年生の1年間は貯金に充て2年生が終わってから休学し、行くことにしました。

ワーキングホリデーのための貯金

貯金の目標金額は100万円。放課後から深夜までは本屋さんでのアルバイト、朝はパン屋さんのアルバイト、空いてる日に居酒屋でのアルバイトなどもちょこちょこしました。それに加えて、家にある使ってないものや不要品をヤフオクで売っぱらってお金を作りました。
今の時代なら「メルカリ」を使って売れば、結構売れてお金を作りやすいと思います。

そんなこんなで1年間必死でお金をためて出発しました。

休学にもお金がかかる

久留米大学の場合は休学のためにお金がかかります。これは学校によって違って無料のところもあります。自分の学校は休学にいくらくらいかかるのか調べてみてください。学生課に尋ねれば教えてくれます。僕の場合は、学部学科の先生と面談もありました。

ワーホリ先での過ごしかた

最初の3ヶ月ホームステイに住みながら語学学校に通って、そのあと9ヶ月シェアハウスに住みながらカナダ料理レストランで働きました。

人生で一番楽しかった”語学学校での毎日”

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現地の語学学校にはいろいろな国の人が英語を勉強しに来ています。僕の通った学校はカナダ、バンクーバーの「inlingua」。クラスメートには韓国人、スイス人、ブラジル人、サウジアラビア人がいて、初めての国際交流でした。みんなでお互い片言で英語を話て仲良くなっていろんな国の文化を知りました。

授業の中で学んだ文型使って、隣のクラスメートやグループで話す練習もあったり、授業後にアクティビティというものがあって、そこでもクラスメート以外の人ともたくさん友達になれました。

メキシコ人ダニエルとシェアハウス

ホームステイは高かったし自由がききにくかったので、学校卒業後にシェアハウスに引っ越しました。日本が好きといってくれるメキシコ人ダニエルと一緒に、ベースメントという半分地下にある家に住むことに。

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時々朝までメキシコのビール「コロナ」を片手にスペイン語なまりの英語と日本語なまりの英語で語り合って家族のように仲良くなりました。

カナダ料理レストランで鍛えられる

リビヤ人オーナーのレストランで働きました。カナダ料理レストラン。プーティーンというポテトにグレイビーソースとチーズを乗せたカロリーの爆弾のようなもの。モントリオールスモークドミートサンドイッチという、スチームした肉をスライスしてバンズに乗っけただけのサンドイッチ。カナダらしい料理でした。

1人でオペレーションできるような小さなお店なので、昼の忙しい時間が終わるとオーナーは帰ってしまってそのあと一人で任されます。学校卒業してすぐは英語がまだまだだったのでものすごく鍛えられました。

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「お店の中のものは好きなだけ食べていいよ」といわれていたので、食費が浮きました。お客さんも「テキパキ働くね」と言ってチップも結構もらえたし、週5とかでしっかり働けたのでなんとか生活できるだけ稼げました。

カナダ人のお客さんは、僕の下手な英語を一生懸命聞こうとしてくれたし、行列ができている時もそんなに慌てないでと声をかけてくれたりして優しかった印象が強いです。いい国に留学できました。

帰国したら自分は大きく変われていた

帰国したら自分は大きく変われていました。まずは何より自分に自信がついてやりたいことをなんでもやろうと思えるようになって帰国2週間くらいで台湾へ自転車一周の旅に行きました。本当に行動的になれてて自分でも驚きました。

→ 台湾自転車一周旅経験|チャリで台湾旅行したい人へ役立つ情報

大学に戻ってからも年下のクラスメートたちとたくさん友達が作れたし、自分の留学経験をこれから留学に行く人に役立てたいと思って人を集めて「留学経験発表会」を開いたり、そこに集まった人で留学・国際交流サークルを作ったりしました。

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留学前にできないと思っていたようなことができるようになりました。
きっと大きな目標を達成した自信がついたからだと思います。
英語力がついて学内で外国人の友達も作りやすくなりました。

卒業後の自分

「海外にいける仕事」「将来独立できる仕事」に就きたいとテーマを持って就活ができたのもこのワーキングホリデー経験があったからです。この経験がなかったら自分を自信を持ってアピールできなかったし、こういうテーマでの就職活動もできなかったことでしょう。

実は内定を辞退して、ゲストハウスでアルバイトを始めました。その後、WEB製作者や日本語教師になるための勉強をして、WEB制作会社・日本語学校
留学会社・貿易会社と好きなことに関わる仕事をいろいろと経験させてもらいました。卒業後3年目の今は、独立してWEBサイト作りと海外個人輸出で生計を立てています。

こうやって自分で自由にキャリアを積んでこれたのも、ワーホリの経験で視野が広がってて「常識に縛られなくていい」「好きなことをやっていい」と思えたからだと思います。

最後に

大学生活で何をやろうか迷っている人。留学に行きたいけど、学校の制度ではハードルが高すぎる人。自分を変えたい人。そんな人に僕はワーキングホリデーという選択肢をもって欲しいです。自分を変えてくれたこの経験から、自分のようにワーホリで人生をより楽しくできる人がでてくればいいなと思っています。

大学生の人は、なんでもいいので時間がある学生のうちに自分の中で大きな”挑戦”をして、自信となんかしらの能力をつけるといいと思います。その経験がこの先生きていくのにすごく役に立つと思うから。

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