エスペラント語を週1回くらい太宰府の勉強会で勉強し始めて、たしか半年くらいたった頃、韓国に旅行に行きました。一緒に行ったのは当時一緒に勉強していた”まみこさん”。お互い基本的な文法を学んだとはいえ、まだまだ話せない時でドキドキして行きました。その旅があまりにも面白いものになって、結果僕は素敵な経験と彼女ができたのでシェアしてみようと思います。
エスペラント語についてはこちらをどうぞ
外国人の友達が112カ国にできるかもできるかも|エスペラント語とは何?
目次
なぜ韓国だったのか
確か往復で1万円くらいのチケットがあったんです。僕らは福岡に住んでいて、福岡から韓国の釜山へはBEETLEという高速船で2時間30分ほどで行くことができます。せっかく学んできたし、実際に使ってみないと!釜山には若い学習者もいると伺っていたのですごく楽しみにしていきました。
到着したら迎えてくれた
全く知らない釜山のエスペランチスト(エスペラント語を話す人)がわざわざターミナルまで迎えに来てくれていました。なんと3人も!!!わざわざソウルから来てくれた女の子と男の子、そして、釜山に住んでいるできるビジネスマンな方。そこから”Saluton”(エスペラント語のHello)と言って、まだまだ上手く言葉も伝えられぬまま車に乗せてもらってディープな飲食店で韓国料理をご馳走してくれる彼ら。。。。
初対面なのにずっと友達だったみたい
初対面なのにずっと友達だったみたいに彼らは接してくれます。さらに、次から次とバトンタッチしながら僕らを案内してくれる韓国のエスペランチストの方々に嬉しいやら、してもらいすぎてなんか申し訳ないやらでタジタジの僕らでした。
素敵な場所に連れて行ってくれました。
甘川洞文化村|カムチョンドンムナマウル
釜山のマチュピチュ・サントリーニ(言い過ぎ?w)と言われているらしい場所。アーティストさんたちが作り変えた村だそうです。町中、美術館ばりにモニュメントや作品がたっくさん。見ていて飽きません。何時間も見てまわれる。
海雲台のチムチルバン”Vista”
海雲台の夜景が綺麗なチムチルバン(オンドルのあるサウナ)。タオルをこんな風に巻くのが韓国のなうでヤングな方々に人気だそうで。茹で卵を頭で割ったり、恋の話も!いろいろ楽しかった。
美味しい韓国料理も
美味しい韓国料理をたくさん堪能させてくれました!!
恩送り
なんで初対面なのにこんなによくしてくれるの?と聞いたらこう返ってきました。
“私たちもエスペラント語初心者の時、海外に行った時、現地のエスペランチストによくしてもらった。だからこうやって私たちも、私たちの国に来てくれるエスペランチストにできることをしている”
なんて素敵なコミュニティ!!僕らも帰ったらエスペラントのコミュニティのためにできることをしていこうねと言い合って帰りました。もらった恩をその人に返すのでなく、次の人に送っていくという素敵な文化がそこにはありました。
彼女ができました
それまでただの友達で、勉強仲間だった”まみこさん”にこの旅行で惚れてしまいました。まみこさんはひとつひとつのことにしっかり感謝の気持ちを持ってなんでも感動できるんです。ひとつひとつの出会いに感謝して、言葉が出来ない分をいろんな方法で感謝を伝えようとして。そんな純粋な姿にノックアウトして、帰国してすぐアタック。1度は振られたもののお付き合いがスタートしました。
もう付き合い始めて2年。早いものです。この間2人を取り巻く環境はどんどん変わりました。
ゲストハウス・ホストファミリーする
僕の夢は、半農生活しながらゲストハウスを経営すること。
彼女の夢は、留学生のホームステイを受け入れる家庭を作ること。
そんな僕らは互いの夢を重ねてそこにエスペランチストを迎えようねーってこと。
近い将来それが叶うように頑張ります。