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怪しくない「幸福学」の第一人者に聞いた幸せな人が持つ【4つの要因】

幸せに生きたいがためにもがき続けているmasayaです。過去に「Happy ~しあわせを探すあなたへ~」というドキュメンタリー映画の自主上映イベントを主催するくらいにはマジに”幸せ”を追い求めてきました(笑) 
その時のイベントページ(めっちゃいい映画だったのでぜひ!)

先日、とあるIT企業が開催されているイベントに参加したところ面白い話が聞けたのでシェアします。

「幸せのメカニズム」を分析する【幸福学】の第一人者、前野隆司先生とサイボウズ社の社長さんとの対談の中で聞けた話です。

幸福度が高い人を因子分析したところ共通してもっている4つの要素があるそうで。。。
これが「聞いてナットク」なものでした。

そのイベントの感想記事はこちら
→ 企業の生産性UPに一番大事なことは【社員の幸せ】を先に追求すること

どれも、楽しく人生を生きるのに大切だといろんなところで聞く要素ですね。自分も意識しているものばかりで、それぞれの要素が少しづつ身につくにつれて「生きやすさ」や「幸せ」を感じれるようになってきてると実感していました。

この要素を、イベント時の自分のメモを元にそれぞれ詳しく見ていきましょう!

幸せと感じている人が持っている4つの要因

①やってみよう【自己実現と成長】

やりたいことを見つけやりがいを持ってやっていることが大事だと聞きました。

何歳になっても新しいことにチャレンジしている人は幸福を感じやすいとのこと。いつになっても挑戦し続ける健康とマインドセットを身に付けたいですね!

成長を感じながら、自分したいことをやっていくことで幸せを感じるのは僕も強く体験しています。何歳になっても、この感覚大事にしたい

②ありがとう【人との繋がり・感謝】

・人の繋がりは”多さ”よりも「少なくて多様」な方がいい
・感謝されるよりも、感謝する方が幸福度が上がる
・利他、自分のためより他人のために何かをすると幸福度が高い
・弱いつながりが幸せに繋がる。

人との繋がり
人との繋がりを感じると、安心するそうです。何かがあった時に助け合える感覚があるからでしょうか。

意外なことに「深い繋がりが多いこと」よりも
【少なくて多様】な繋がりが大事だそうで、弱いけども多様な人々と繋がってる方が幸福度が高いと言います。

深い繋がりが多いと消耗しがちだから、
・自分の生活を脅かさない程度の弱い繋がり
・何かあった時に頼れる多様な人々(多くの問題をカバーできる)
だと思います。

自分にとってこの弱くて多様な「幸福な繋がり」を作って維持するのにインターネットはこの面ですごく役立っていると思う!

感謝されるよりも、感謝する
人に感謝されることで幸せを感じますが、人に感謝の気持ちを持つ方がより幸せを感じるのだそうです。人によっては感謝されるものが違うから、感謝されようと思って何かをしても感謝されない場合も多々あるからでしょうか。

自分が感謝する分は、ロスがないからいいのかなぁ

他人のために何かをすると幸福度が高い
無理やりでもいいから人のためをすると幸せになれます。自分にお金を使うよりも、人にお金を使う方が幸福度が高いという研究結果もあるそう。無理やりでも、人のためを!偽善でも自己満でもいいそうです。

北欧の国々では、税金が高いとこが多いそうです。税金が高い国々の人々は幸福度も高いんだとか。

「税金はそもそもみんなのためのお金」
みんなのために払ってる意識が強いから幸福度が高い側面もあるとのこと。北欧の多くの人はそれを教育されていたり、日常的に実感できて理解できてるんだろうなー

ちなみにここで少し話がそれましたが、

北欧の方がお金持ちの出現率が高いそうです。税金が高く、教育・福祉が充実しているのでより多くの人が教育が平等に受けれるからとのこと。

しっかりとした教育が多くの人に行き渡り、その母数が多いので自己実現が促進されて「お金持ちの出現率が高い」のだという話も聞けました。

アメリカは金持ちの中から大きな成功者が出ていることが多いそうで、全体で見るとその成功者の出現率は低いらしい。

③なんとかなる【前向きと楽観性】

楽観性とは英語でoptimastic
そもそもoptimise(適応する)からきているんだとか!

日本語では、テキトーにするとか、いい加減にするとか”マイナスの意味”で取りがちだけどそういう意味ではなくて「適応する」の方で大事!

やることやったらあとは仕方ないさ!
みたいな気楽さ

これが大事だということ。

④ありのまま【独立と自分らしさ】

これも日本人が苦手とするところと言われていました。

「勝ち組、負け組はどっちも幸せにならない」
そこから抜けて自分らしくやるのが大事

「人と比べて手に入るものは長続きしない」
人と比べて自分はこうだ!っていう優越感による幸せは、脆いという話。たしかに、自分よりすごい人がでてきたらそれで劣等感を感じて不幸になりますもんね!上には上がいるから、この思考から早く抜け出さないと。

そもそもこの思考に日本人がよりがちなのは、日本人は遺伝的に幸せを感じるセロトニンを生成する力が弱いんだとか。。。
遺伝に影響を受けるのは50%で、残り50%は後天的なもの(成長や環境や努力)によるものだそうなのでなんとかいい方向に変えたいですね。

子育ての時に気をつけて子供の「自分らしさ」を守ってあげるといいですよって話もありました。
「うちの子は頭が悪いから〜」
「うちの子は背が低いから〜」
みたいな感じで、子供のことをマイナスに言ってへりくだりガチな人が多いので気をつけた方がいいですねー と。

日本人の謙虚さは良さでもあるけれど、教育においては「人と比べる思考」を植えつけたり「ありのまま」を奪ったりしてしまうのかななんて思いました。

社員が幸せな企業はこれら4つの要素を大事にしている

ホワイト企業大賞に選ばれている企業さんで有名なところは上記の4つの要素をしっかりと社風や社内のシステムで満たしているそうです。

例に何社か挙げられて、その会社が上記4つをどうやって満たしているのかを話されていました。

「毎朝朝礼一時間」西精工株式会社さん

西精工株式会社という企業さんは、「毎朝朝礼一時間」を行ってその朝礼の中で上記の4つを満たし、残り7時間の就業時間をフルパワーでこなせているそうです。

どんな朝礼をしているか書かれたブログ記事を発見しました。
西精工の朝礼

常識に縛られない社内制度「未来工業さん」

未来工業という企業さんは、上記4つの要素を満たせるような普通では考えられない常識に縛られない制度を持っているとのこと。会場で聞いたものや調べて見たもの、どれを見てもびっくり!すごい!!
・ホウレンソウの禁止
・年功序列・成果主義なし
・ノルマなし
・上司は部下に命令する権限を持っていない
・提案制度

こちらのブログに詳しく書かれてました。気になる方はどうぞ!
→ 伝説のホワイト企業「未来工業」の会社見学に参加して分かったふつうじゃない経営の秘密|「なべはるの人事徒然」

この他にもいくつかお話されていましたが集中力が切れ、メモが足らず省略。。。

とにかく、会社経営でも社員のためにこの4つを満たせるように勤めれば、社員が幸せを感じながら働く環境が作れるそうです。

そして、社員が幸福に感じていると【1.3倍】生産性が高いそうですよ!

世の中の企業がこういう事実や例を知ってどんどん社員さんの幸せに目を向けていけばいいなと思います。

下記リンクは、同じイベントが元ネタになって書いた記事です。かなり頑張って書きました。よかったらこちらの記事も合わせて読んでください。

企業の生産性UPに一番大事なことは【社員の幸せ】を先に追求すること

効率化よりも、幸せを優先に!
そして、4つの要素を大事にしながら「自分の幸せ」を追求していきましょう!

もっともっと幸せを感じながら生きていきたい!!